KEITO & VASKO“Viano”

KEITO & VASKO“Viano”(ヴィアーノ) プロフィール
斎藤圭土(ピアノ/ 日本)とヴァスコ・ヴァッシレフ(ヴァイオリン / ブルガリア)により結成。
二人の出会いは2013年初春。斎藤圭土のソロアルバム『音楽家たち~ Keito Saito and his friends ~』(UCCY-1033、Universal Music)にヴァスコが参加、セッションしたことから“Viano”(ヴィアーノ)は始動した。

アルバムのセッション初期よりお互いの音楽性に響鳴するものを感じた二人は、ごく自然な流れでユニット“Viano”を結成。ユニット名の意味する「ピアノとヴァイオリンの美しき融合」をコンセプトに、圭土が作曲する楽曲をヴァスコと共に編曲し、演奏するスタイルをとる。2014年4月9日『Dos Caballos』(UCCY-1037、Universal Music)でメジャー・デビューを果たす。

圭土のブギ・ウギ・スピリッツを反映した情熱的かつ叙情的なピアノプレイと、ヴァスコの独自性豊かな感性による楽曲の解釈力とスーパーヴァイオリンプレイが、作品の持つユニバーサルな魅力を最大限に引き出し、斬新かつ鮮烈な音空間が心地よく広がる。同世代の二人が現代の音楽界に発信する「新しい音楽」は、結成当初より高い注目を集め、すでに日本・欧州で公演を開催、喝采を浴びている。

ヴァスコ・ヴァッシレフ Vasko Vassilev

1970年、ブルガリア・ソフィアに生まれる。5歳で初めてヴァイオリンのレッスンを受け、1978年にソフィアでの「Flag of Peace」子ども集会で初めて人前で演奏、初のLPをソフィア・フィルハーモニー管弦楽団とリリースする。
1980年、ブルガリア政府よりロシアのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院へ勉学を深めるために派遣される。
1987年、フランスのパリで初めて3大ヴァイオリンコンクールの一つ、ロン=ティボー国際コンクールで2位入賞。
1988年、ロンドンへ移住、ギルドホール音楽学校の修士課程に最年少で入学。ロンドンにおいて、カール・フレッシュ国際コンクールで優勝。
1989年、イタリアのジェノヴァでパガニーニ国際コンクールで優勝。同年、全英インターカレッジ音楽コンクールでも優勝。19歳からヨーロッパやアジアでのリサイタルやコンサートと並行して、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団といったロンドンの一流のオーケストラで客演コンサートマスターとして定期的に演奏をする。

21歳でフランスのリヨン国立オペラで「スーパーソリスト」として任命される。23歳でロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで、最年少かつ初のコンサートマスターに任命され、現在まで継続して在任、過去3年間はロイヤル・オペラ・ハウスのクリエイティブ・プロデューサーもつとめている。2005年にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで指揮者としてもデビュー、コベントガーデン・ソリスツとロンドン・チェンバー・オーケストラの芸術監督をつとめ、ソリストとしても指揮者としてもツアーを行う。
これまでに世界20か国以上で演奏活動を行う。

Vasko Vassilev Official Site(日本語)