集え、ブギ・ウギ・ピアニストの卵たち!
ブギ・ウギをつないでいく新プロジェクト、2017年11月18日スタート!

 
日本人唯一の「ブギ・ウギ・ピアニスト」として活動する「斎藤圭土」。
14歳でブギ・ウギに出会い、17歳で本格的に勉強を開始した圭土は、その魅力に圧倒され、その継承に身を捧げることを決意。2008年にプロのブギ・ウギ・ピアニストとしてソロデビューし、ライフワークとしてブギ・ウギ・ピアノの演奏活動を続けてきました。
「ブギ・ウギ」とは、19世紀から20世紀へと移り変わる頃、アメリカ合衆国でアフリカ系アメリカ人のピアニストたちの手によって生み出された、従来のピアノ演奏のルールをほとんど無視した独特な奏法で、そのルーツをブルースに求めることができる、非常に奥深く、表現豊かで躍動感のあるピアノの演奏スタイルです。やがて卓越した超絶技巧の演奏スタイルへと到達、ブギ・ウギの象徴でもある転がるような8ビートのリズムがピアニストたちの左手によって生み出されました。この8ビートのリズムは、ロックを生む大きなきっかけにもなり、また、ポップスやジャズにとても大きな影響を与えました。「ブギ・ウギ」はわたしたちが耳にしている「現代の大衆音楽の源流」でもあるのです。
現在のブギ・ウギ・シーンでは、ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツ氏と、圭土の友人であり師匠のアクセル・ツヴィンゲンベルガー氏(独)が、ブギ・ウギ・バンド「ABC&D of Boogie Woogie」を結成、日本でも細野晴臣氏(YMO)がバンドでツアーを行い、そこに圭土が参加するなどの動きがあり、世界の各地で「ブギ・ウギ」がふたたび脚光を浴びつつあります。
2008年にアルバム『Boogie Woogie Far East』(ユニバーサル ミュージック)で、「ブギ・ウギ・ピアニスト」としてメジャーデビューを果たした斎藤圭土。
そこから、まもなく10年。
ブギ・ウギ・ピアニストとして、海外の著名ブギ・ウギ・フェスへ参加するなど、経験と実績を重ねる中、日本のシーンを牽引する者として、自分に何ができるのかを、圭土は考え続けてきました。そして、次なるステップとして『斎藤圭土プレゼンツ ジャパン・ブギ・ウギ・アカデミー』を発足させることを決意するにいたりました。
 
『ジャパン・ブギ・ウギ・アカデミー』は、これまでに斎藤圭土が国内外での活動を通じて培ってきたブギ・ウギのスピリットと真髄、技巧、そして即興演奏の妙などを、ブギ・ウギ・ピアニストを志す若者たち、すでにブギ・ウギをプレイしていて、次なるステップを目指す方たちに直に感じていただける、そんなコミュニケーションの場であることを目指します。
日本中の「我こそは腕に自信あり!」なブギ・ウギ・ピアニストの卵のみなさん、そしてそれを志す者たち、集まれ!
圭土から直接アドバイスをもらえる、またとないチャンス!この「ブギ・ウギ道場」ともいうべき『ジャパン・ブギ・ウギ・アカデミー』に入門しませんか?そして、ブギ・ウギを一緒に盛りあげていきましょう!
また、『ジャパン・ブギ・ウギ・アカデミー』では、ブギ・ウギ・ピアニストの発掘や育成、次世代への継承だけでなく、広く一般に「本物のブギ・ウギ」をお伝えすることにも取り組んでいきたいと考えています。
斎藤圭土の新たな試みである『斎藤圭土プレゼンツ ジャパン・ブギ・ウギ・アカデミー』に、ぜひご声援をお願いします!

from 圭土
「プロデビューして11年、ブギ・ウギ・ピアニストとしては約20年間活動してきました。その中で、ファンの方々からたくさんのブギ・ウギ・ピアノの演奏のデモテープやお手紙をいただきました。そのたびに、その熱い想いにいつかお応えしたいと思っていました。この度、それに応えるべく『ジャパン・ブギ・ウギ・アカデミー』を発足させることにしました。20年間、僕が海外などで学んできた技術や即興などをもっと身近に感じてもらう機会や、ブギ・ウギ・ピアノの技術やフィーリングをシェアする場を設けていきます。ブギ・ウギについて知らないこと、もっと知りたいことを、アカデミーを通じてみなさんにお伝えできたらと思います。ブギ・ウギ・ピアノに衝撃を受けた同志の参加を待っています。」
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